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ママドクターインタビュー Vol.1

ママドクターインタビュー Vol.1

家事や子育ての夫婦での役割分担は?

 さて、続いては家庭内のこと、旦那さんとの家事や育児での役割分担について伺ってみました。まず、家事はどの程度協力してもらえているのでしょうか。

 「うちの場合は6対4ぐらいの比率です。たとえば、料理は98%が私ですね。結婚した頃、夫は料理ができなかったし、私はもともと自炊をしていたので、自然とそうなっていました。家事については、つわり期間が夫にとっていい教育期間だったなと思います。栄養バランスを考えて買い物して料理したり、ゴミ出しの準備をしたりという段取りが必要なことは今でもしてくれないんですが、洗濯物を干したりとか、茶碗を洗うとか、そういう簡単なことはやってくれますね。それと、掃除はよくしてくれます。きれい好きなので、私がまだ掃除機かけなくても別にいいんじゃないのと思ってても、夫は我慢できないようで掃除しちゃんですよ」

 この6対4という比率、産休中は自然と大西先生の割合が増えるため、復職するときは、それをちょっとずつ元に戻すかも考えていたそうです。

 「話し合いするわけではなくて、その場の勢いで『今日から仕事だから、ゴミよろしくね!』みたいな(笑)。彼は言えばやってくれるし、家事のことで喧嘩になったことはないんです」

 それでは、育児の面ではどうなんでしょうか。

 「たとえば子どもの習い事などを決める場合、子どもひとりひとりに対してどうすればいいかという大筋の部分は、お互い意見を出し合ってふたりの総意で進めています。どちらかに任せることはないですね。物理的な面でも、子育てに関してはイーブンだと思います」

 なるほど。ところで、子育てにかかる手間というのは、やはりお子さんが成長するにつれて変化するんでしょうか。

 「物理的に楽になるのは、まず授乳しなくてよくなるとき。次がおむつがとれる3歳がひとつの節目で、そのあとは、小学校にあがって半年ぐらいで小学校生活が落ち着いたところですね。ただ、物理的に楽になるとは言っても、保育園や小学校低学年で学童クラブがあるうちは、先生から子どもの様子について情報をある程度教えていただけるけど、高学年になると、子供の口から出ないかぎりは学校で何が起こっているのかがわかりません。それを把握するために、コミュニケーションをしっかりとることがウエイトとしては大きくなりますね」

 また、子育ての面では、今も悩んでいることがあるそうです。それは、子どもたちともっと長い時間一緒にいたほうがいいんじゃないかということ。

 「自分としては、体がふたつあったらもっと子供と一緒にいてあげたい。『ごめんね』っていう気持ちは今もありますね。専業主婦のお母さんと比べると子どもと一緒に過ごしている時間が絶対的に少ないから、一緒のときはできるだけ向き合ってあげようとずっと思っています。それで納得してくれているのか、寂しい思いをすることに慣れちゃったのかはわからないんですけど、こっちが懸念してるほど子供は寂しそうにしなくて。それもまた寂しいかな(笑)」