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ママドクターインタビュー Vol.3

ママドクターインタビュー Vol.3

休日もやることはたくさん

 前述したように、先生はお子さんをゼロ歳の頃から、院内保育園に預けています。そして、早くから子どもが社会と交わることになる保育園ならではの魅力を感じているそうです。

「早くから子どもを預けることに抵抗がある方もいらっしゃいますが、ゼロ歳の息子に友達がいることが見ていて微笑ましかったです。こういう環境もいいんじゃないかと思います。それに、子どもはゼロ歳の頃から通っているので、いっぱいいらっしゃる先生のことをみんな大好きなんですね。小さなうちから、信頼関係を結べる大好きな大人の人たちがたくさんいることも、子どもにはいいことだと私は思います」

  ちなみに、院内保育園が幼稚園と提携しているため、現在、お子さんは保育園から幼稚園にも通っているそうです。
ところで、ご家庭での家事の分担はどのようにされているのでしょうか。

「夫は主に洗濯や床・ベランダの掃除を担当していて、炊事と育児は私の担当です。日曜日がお休みなので、たまった家事をこなしています」

 平日も忙しい先生。食事は、1週間分の夕飯を日曜日の午後にまとめて作っているそうです。

「日曜日も寝坊することはないですね。子どもが起きてきたら、午前中は一緒に遊んでいます。午後は食事作りがありますし、本当はもう少し寝坊したり、それからたまっている仕事を片付けたり、ぼーっと珈琲を飲んだりしたいなあと思いますが、物理的に難しいですね」

 また、お子さんの病気になった際の対応も、先生の担当だそうです。

「ベビーシッターを手配したり、夜中に実家へ預けにいったりしています。嫌な顔ひとつせず、引き受けてくれる母と叔母には感謝しています。人の手を借りつつなんとかやりくりして、仕事を早退したことはありますが、休んだことはありません。病児保育は、100%預けられる保証がないので、不安で活用できていません。できれば夫が少しでも助けてくれるとありがたいところですが……。子供の病気で休む母親への理解は進みつつあっても、休む父親への理解はまだまだなのが現状ですので、仕方のない側面があると思います」

 父親の育児参加に対して、社会的な理解がまだ遅れているという三澤先生。このあたりは、働く女性に共通する悩みかもしれません。そんななか、先生は、最近、ある会を新たに立ち上げたそうです。

「千葉大学病院を中心とした内科の女性医師の会を立ち上げました。不安を抱える若い女医さんの相談にのったり、女医さん同士で悩みや工夫をシェアしたりという活動をしたいです。最終的な目標は、目先のことばかりでなく、遠い将来を考えて、今どのようにキャリアを継続すべきかを、ともに考えることです。女性医師がやりがいのある仕事を長く続けられるようにしたいですね」

 大きな目標を持ってスタートした女性医師の会。先日開かれた第一回の会合には、50名以上もの内科医の方が参加されたそうです。