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ママドクターインタビュー Vol.3

ママドクターインタビュー Vol.3

朝方の生活スタイルにチェンジ

 続いては、現在の生活スタイルについて伺いました。三澤先生は、週に5日、神経内科の外来・検査を担当しながら、その他の時間で研究や大学院生や医学部生の指導、医師主導治験の調整事務局業務を行っているそうです。勤務時間は、朝の9時から18時か19時頃まで。そんななかで、1週間分の夕飯をまとめて作ることも、仕事と育児の両立のための工夫といえますが、実は、両立のために、先生は今年に入ってから生活スタイルを朝方へと転換したそうです。

「それまでは子どものお迎えの時間が19時だったんですが、それだと少し余裕があって自分に甘えが出てしまうんです。ぼーっとしたり、する必要がないことをしたりしてしまう。でも、自分に厳しくなれば、もっと早く帰れるはずだと思いました。それに、自分がもっと早起きすれば、子どもと過ごす時間もとれるということで、朝方に転換したのです。3時とか4時に起きて、出勤前に仕事をするようにして、お迎えの時間も早くしました」

 生活スタイルを朝方に転換すると同時に、「このまま運動不足だといけない。老後に備えて足腰を鍛えておかないと」と、健康のことを考え、週2回ほどのランニングも開始。それからは、体調もよくなったそうです。
 また、最近では講演や原稿の執筆依頼も増えてきて、引き受けるうちに、だんだんキャパシティが広がっていったそうです。そして、出産前よりも現在のほうが、時間的な制限は増えたものの、仕事量は逆に増えていると先生は言います。

「出産後のほうが以前よりも効率がよくなって、スキルも向上したので、こなしている仕事の量はずっと増えていますね。制限がある分、集中力も増したと思います」

 さらに、育児を経験することで、仕事の面などで、出産前から変化したこともあるそうです。

「出産するまで、自分は、育児中の女性に対しての配慮が足りなかったとすごく反省したとともに、勉強になりました。仕事の面でも、患者さんのご家族への思いや、小さいお子さんを抱えて病院に来る大変さなどが想像できるようになりました。医師としても少し成長できたと思っています」

 また、もともと先生は、ご自身の結婚式のとき、花嫁さんからの一言も断ったほど、人前で話すのは苦手で、自分に自信を持てないタイプだったそうですが、仕事や子育てを通して、このような性格も変化していったそうです。